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蛋白尿

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尿中に蛋白質がある一定量以上排出されるのが蛋白尿です。排尿後30秒以上たっても泡が消えない場合は、蛋白尿が疑われます。この蛋白質は血中の血清アルブミン、グロブリン、フィブリノゲン(繊維素原)に由来します。

血液は糸球体で濾過されますが、蛋白質などの大きな物質はほとんど濾過されません。わずかに濾過されても尿細管という部位で再び再吸収されて血中に戻るため、尿に含まれて排泄されることはあるとしてもごくわずかの量となります。糸球体に炎症が起こり、フィルターが傷ついて目が粗くなると、蛋白質などが尿に混じってしまいます。健康な人でも尿に微量の蛋白(10~100mg)が出ることがありますが、1日150mg以上になると異常です。激しい運動後や精神的ストレスのあるとき、入浴の後、立位や臥位など一定の姿勢をとったとき、また発熱したときなどに一時的に蛋白尿が出ることがありますが、これらは生理的蛋白尿と言って異常はなく、病的蛋白尿とは区別されます。

蛋白尿が出るとさらに腎臓に負担をかけて慢性腎臓病を悪化させることにもなります。蛋白尿を抑えるには、薬物療法に加えて、食事療法として蛋白質の摂取を制限します。

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