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透析女子のリアルな日常
〜若くったって、いいじゃない〜

【第6話】歩けるということ

2016.11.21

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ふと気がついたら、私が初めてこちらに体験談を書かせていただいてから1年以上が経っていました。
本当は、ほぼ1年後の前回の連載で気がつけば良かったのですが、元来ののんびり屋で気づくのが遅れてしまいました。

最初は「自分に文章など書けるのだろうか?」と思っていましたが、じんラボのスタッフさんにアドバイスをいただきながら書いていたら、ここまで続けることが出来ました。
これからも普段の生活で気づいたこと、考えたことを書き綴っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


今年のゴールデンウイークに、通っている透析クリニックのエレベーターを新しくする工事がありました。 工事があることは病院の患者会の総会で説明がありましたし、工事が近づいてからは院内にお知らせが掲示されました。
私は普段、旅行用のキャリーバックに荷物を入れて通院しているので、2階の透析室までいつもエレベーターを使っていましたが、工事中は階段を使いました。 私は自力で歩けるし、荷物はスタッフの方が持ってくださったので特に不便なことはありませんでした。 むしろ新しいエレベーターはどんな感じなのかな? と期待でワクワクしていました。

その一方で、自力では階段の昇降が難しい患者さんもいて、そのような方は「スカラモービル」という車いすに似た電動昇降機を利用していました。
私はこのような機械があることを知らなかったので、世の中にはこんな便利なものもあるのか! と感心してしまいました。
そしてエレベーター工事最終日、私も一度乗ってみたいと思い、透析の帰りに乗せてもらいました。 階段を1段降りるたびに少し振動があり、乗り心地は最高とは言えませんでしたが、スカラモービルを操作する人と足元の方にいて確認をする人、荷物を持ってくれる人、昇降中に他の人が階段を利用しないように踊場で控えている人など、たくさんの方の連携プレーにより無事1階に降りることが出来ました。 1階についた時にはスタッフの皆さんに歓声で迎えてもらい、嬉しいような恥ずかしいような気持ちでした。


工事期間の約1週間にわたり、患者一人で階段を昇降させないように必ずスタッフの方が付き添ってくださった他、交通整理やスカラモービルの操作など、たくさんの方が患者さんをサポートしてくださり、とてもありがたかったです。
またエレベーターがあることのありがたみと、自分で歩けることの素晴らしさも感じることが出来ました。
これからも歩ける限り自分の足で歩いていきたいと思います。

新しくなったエレベーターは表示画面が液晶になっていたり、ドアの開閉時にランプが点滅したりと、見た目も安全面も予想以上に素晴らしかったです。

次回は「お年寄りに学ぶ」です。

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びょん

びょん

1991年岩手県生まれ。岩手県在住。生まれてまもなく先天性ネフローゼ症候群と診断され腹膜透析治療を開始し、2才半の時に母より生体腎移植を受けました。1994年春、左腎に腫瘍が見つかり(ウイルムス腫瘍)、摘出しました。23歳から血液透析導入になり現在に至ります。特技はパソコンのキーボードのタイピング。運動は苦手、読書が好きなインドア派ですが、最近の休日は腎友会青年部の仲間といろいろなところへ出かけることが多いです。透析は火曜コースの午後です。今の目標は一人暮らしできるようになることです。
以前の連載:「腎不全にうまれて 〜腹膜透析から移植、血液透析導入まで〜」もよろしくお願いします!