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知っトク? こんな事〜患者・家族のお役立ち情報【第5回】運動のススメ

2015.2.23

文:アスペクト比P

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現代社会の中で移動に自動車や鉄道を使うようになり、便利になった代償として生活習慣病の発症率の上昇や肥満率が上がりつつあるというデータを横目に、自分の出っ張りつつあるお腹を見てため息をついている今日この頃です。さすがに30代も後半になってしまうと以前のようなスタイルの維持が難しくなってきました。「痩せ型でお腹ポッコリとかみっともないから嫌だなぁ」と思いつつ、どうしたものやらと悩んでいます。
そんなお腹の出っ張りが気になる私がお送りする今回のお話のテーマは「運動」です。

運動が大事だという話はよく聞きます。ですが忙しい中でいざ! と思ってもなかなかできないのが実情ではないでしょうか。私も昨年、久しぶりに昔とった衣笠!じゃなかった杵柄と決心して、高校時代のように卓球にチャレンジしたのですが、次の日に筋肉痛で悲鳴をあげる結果となりました(一応、昔は卓球部の主将までしていたのですがねぇ)。その後は無理せずに出来る事からコツコツやろうと、職場までの道のりを歩き職場の中でもなるべく階段を使うといった、出来る範囲での運動量向上を行っています。まぁそれでもお腹の出っ張りはなかなか引っ込みません。

最近では、透析中にエルゴメーターで自転車運動をされている方や、ゴムを使って背筋など刺激する運動をすすめている透析施設などが全国にあります。透析療法を行っている患者やCKD患者は運動が禁忌と言うわけではなく、適度な運動を行うことは本人の体力維持や精神的な充足にも結びつきQOL向上が見込めるとも言われています。
日本透析医学会の研究会の中には透析運動療法研究会外部サイトへという組織があり、この研究会では人工透析患者にきちんとした運動療法を取り入れることで透析効率の上昇やQOL向上を図ろうという活動をしています。
自力での通院が難しく、車椅子での介助通院が不可欠な方やストレッチャーで透析室に搬送されて透析を受けているような事例も増えつつあります。しかしそんな中、高齢の患者さんなどでもこのような運動療法や透析患者に特化したリハビリを行うことで、自力での移動が容易になり車椅子への乗降も楽になったという話もあります。「歩ける」「動ける」というのは患者本人だけではなく介護を行う家族にとっても大切なことであると思われます。

関西のとある透析患者会では、定例でウォーキング大会を開催したり、森林ウォーキングのイベントやグランドゴルフやソフトボール大会など、誰でも出来るスポーツイベントの開催などを行っています。運動習慣のきっかけとなりそうな企画を進めることで運動の重要性を訴えつつ、苦にならない運動習慣を身につけるきっかけ作りをしているところも多くあります。

とはいえ、運動は大切ですが無理をしないというのが一番大事なことです。無理な運動は逆に体調悪化を招く結果となります。CKD患者さんや透析患者さんもまずは主治医や看護師に相談してみてはいかがでしょうか。できれば理学療法士などの専門家の指導を受けながら自分にあった運動やリハビリを行い、運動機能の維持を目指すということが自分の生活を維持するためにも必要不可欠なことだと思います。

アスペクト比P

アスペクト比P
中国地方に住むオタク系透析患者。 20歳の時にIgA腎症と診断され、ほぼ治療をしないまま放置してしまい、27歳の時に透析導入。今年で透析導入10年目、仕事と透析に趣味に透析患者会のお手伝いと走り回っています。

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