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【第19回】
笑って生活の質UP!? 笑顔の効用

2016.6.27

文:アスペクト比P

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古今東西、人類は「笑顔」や「楽しい」という気持ちを求めて様々なものを作ったり、演じたりしてきました。日本国内だと古くは狂言、最近では漫才やコントなどもその一つと言えるかもしれません。「笑う」ことについては多くの研究がされています。かの有名な「進化論」を唱えたダーウィンは表情に関する研究仮説の中で「笑顔とは気分の良いときの結果であるだけでなく、微笑むという行為自体が気持ちを上向きにさせる」と書き記しています。

笑うことは脳の刺激につながります。イギリスの研究によると笑顔1回で、チョコバー2000個分に相当する脳への刺激が発生し、現金で16000ポンド(日本円に換算すると大体1.7億円)を受け取るのと同じ刺激を受けるのだそうです。
ただ、現金に関しては個人的には眉唾ものですねぇ…。いや、だってお金もらえたら嬉しいですよね。そりゃもちろん(苦笑)

おっと、話が脱線しかけてしまいましたが、太古に書かれた旧約聖書にも「笑いは病を治す」と書かれていたそうで「笑い」と病の相関関係は研究されてきました。笑いの主な効能としては、自律神経に影響を及ぼし副交感神経が優位になると言われています。ストレスの多い現代社会で人間は交感神経と副交感神経のバランスを取りながら働いています。しかし、ストレスがかかるとこのバランスが崩れてしまい、交感神経のほうが優位になるのです。このような状態が続くと白血球数の減少などの変化が起こり、免疫機能の低下、ガン、胃潰瘍、糖尿病、急性肺炎、肝炎、動脈硬化、関節リュウマチ、静脈瘤、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、パーキンソン病、アトピー性皮膚炎、便秘、難聴、イライラ、不眠などあらゆる病気を発生させる要素になると言われています。


このように「笑い」は気持ちなど精神面に良い影響を与えるだけでなく、身体にも重要な影響を与えるということがおわかりいただけたでしょうか。最近ではその効能を用いて、免疫力の向上やQOL(生活の質)向上を目指す「笑い療法」というものもあります。
じんラボにも、看護師で「笑い療法士」の資格を持つ種田美和さんが「笑いヨガ」と「笑いと健康の関連」を題材に執筆した記事「笑いのある透析生活を送りませんか!!」があります。こちらもお読みになると良いかもしれません。

日々の透析生活や制限の厳しい慢性腎臓病(CKD)の治療の中で、どうしても不機嫌になり家族や他人に当たってしまうこともあると思います。でもそんな時こそ、本を読んだり、漫才やコメディ映画を観たり、様々な方法を使って「笑う」ことで、免疫力を高めつつ周りにも笑顔を広げるという生活もありじゃないでしょうか?

アスペクト比P

アスペクト比P
中国地方に住むオタク系透析患者。 20歳の時にIgA腎症と診断され、ほぼ治療をしないまま放置してしまい、27歳の時に透析導入。今年で透析導入10年目、仕事と透析に趣味に透析患者会のお手伝いと走り回っています。

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