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TMさん

シャントのかわりに、首に長期留置カテーテルを入れる ことについて

これまで腹膜透析を行ってきた者の家族です。本人が高齢なので血管が細くて見えづらいかもしれないと言われ、そうであればシャントをつくるより、首に長期留置カテーテルを入れて血液透析をするのもよいのではないかといわれたのですが、その場合に考慮すべき点があれば、実際に体験されたことがある方かご存知の方に伺いたいです。手術もそちらの方が簡単で、しかも穿刺が要らないということになると、そちらの方が断然楽なのではないかと思ってしまいますが、なにか思ってもみない問題点がないか心配です。お医者さんからは、カテーテルは見た目が気になるし感染のリスクもあるけれどその程度のことだと言われました。これまで腹膜透析をしていたので、カテーテル留置はしていたので、そういう意味では、おなかにあったものが首に行くだけという考え方もできなくもないです。透析中に両手があくのでそちらの方がいろいろできたりするのでしょうか。なにか情報がありましたらよろしくお願いします。

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トピック作成日時:2024-06-19 19:31

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  • ナイストピック(1)

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ミーナさん

はじめまして、みーなです。

頸からカテーテルで透析をしようとお考えなのですね。

感染への注意や違和感は腹膜透析のカテーテルと似ていると思いますが、長期留置カテーテルは太い血管(中心静脈)に直接刺しますので、入浴時などは直接カテーテル部を濡らしてはいけません。

そのため、頭を洗う時などは、洗面所で首を保護しながら洗うようになったり、入浴の時の注意も色々出てくると思います。

また万が一抜けてしまったりすると大量出血になってしまいますので、高齢でも活動性が高い人、たとえば、まだ旅行やゴルフといった余暇活動を楽しめるくらいの体力がある方の場合は、カテーテルの管理が大変です。

先生がカテーテルを勧める高齢者は大抵が要介護状態の人など、活動性があまり高くない場合が多いでしょう。

また施設入所の高齢者、および現在は自宅で生活していても今後は施設で暮らそうと考えている高齢者の場合ですが、中心静脈カテーテルが入っているとなると、医療的ケアが受けられる施設を探さなくてはいけなくなります。

高齢者で長期留置カテーテルを使用する際の懸案事項はこんな感じです。





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コメント日時:2024-06-19 20:07

  • なるほど(1)

TMさん

ミーナさん、さっそくのご返信をどうもありがとうございます。大変参考になり
ます。腹膜透析のカテーテルとの違いがよくわかりました。お風呂はすでに湯舟
には浸かっていないですが、濡らしてはいけないということですと、腹膜透析の
カテーテルよりも慎重にする必要がありそうです。よく検討いたします。

返信日時:2024-06-20 02:25

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立山連峰さん

 小生が通院している病院でもカテーテル透析の患者は、わずかいますが、彼らは高齢であったり、元々血管が細くシャントが形成しにくい方や長年の使用でシャントが硬直化し再建設が不能な方です。
 シャントに比べて次のようなデメリットが多い点は、医師や看護師の評するところで、患者やその家族はなにより自己責任の意味を理解することが大切でしょう。

・ 感染リスクが高い:カテーテルが体外に長期露出しているため、特にカテーテル挿入箇所の皮膚感染や更にはカテーテル内腔の細菌感染などがある。
・血栓形成のリスクがある:カテーテル内に血栓が形成されると、カテーテルの閉塞や血流障害を引き起こし、透析治療が困難になり、場合により組織の壊死などの重度の合併症になる可能性がある。
・日常生活の支障:カテーテルは体外に露出しているため、日常生活において、カテーテルが引っ掛かったり、水に濡れたりしないよう注意する必要があり、運動にも制約ある。
・カテーテル自体の問題:カテーテルの位置を定期的に確認し、その破損状況を常にチェックする必要がある。

 これらの問題を防ぐためには、日頃から医療スタッフとの緊密な信頼関係が大切でしょう。

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コメント日時:2024-06-22 10:03

  • なるほど(1)

TMさん

1週間前にコメントをいただいていたのに気づかず申し訳ありませんでした。様々
な観点から考えて、やはりこの方法は最終手段なのかなということがよくわかっ
てきました。本人もこのような情報は全くもっていないので教えていただいてよ
かったです。有難うございました。

返信日時:2024-06-29 01:22

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ちいさん

TMさん 
こんにちは。ちいです。

私の娘がシャントを作るまでの間 長期留置カテーテルで
透析をしていました。実際に感じた点は
1.感染のリスクが高い。→感染の程度によってはカテーテルを
  入れ替えるので繰り返すと入れる場所がなくなります。
2.抜けてしまうこともありえます。→体の外に出ている部分に羽があって
  その左右二箇所で皮膚に縫い付けていましたが ぬけました。
  (首から袋をかけて その中にカテーテルの先をいれて
  なべく重力の負担のないようにしていました。)
3.首(頸静脈)にいれると首を一定の向きで傾けないと血圧の
  低い時などに 脱血できないこともありえます。(どこまでカテーテルの
  先端が入るか、血圧、体内血量にも左右されます。)
4.血液が凝固しやすい方であれば 血栓ができてカテーテルが
  固まってしまことがあります。(固まったら入れ替えです)
5.脱血が十分にできないと透析効率が悪くなって毒素もあまり
  ひけないこともあります。
6.透析の終わりは止血をしなくてもよいので(カテーテルに
キャップをすればおしまいです)透析がおわったらすぐに帰ることが
できます。この点だけは楽でした。

うちの場合は、頸静脈は左右ともに5〜6本のカテーテルをいれ(感染して
抜いた場所では別のカテーテルをいれても また感染してしまうリスクが高い
ため反対にいれます)血管がだめになり、鎖骨下に入れている時期も
ありました。毎日検温する、頻繁に白血球の値だけでも血液検査を透析始めに
してもらう などで感染の兆候をすぐに捉えられれば リスクは低くなりますが
高熱がでるくらいまでになると管理は大変でした。
ちなみにカテーテルは軽く麻酔をかけて(全身麻酔ではなかったです)入れる時と
緊急時には痛み止めの部分麻酔注射だけでやる時とありました。

長々と書いてしまいましたが 参考になれば幸いです。

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コメント日時:2024-06-22 14:43

  • なるほど(1)

TMさん

抜けることもありうるとはお医者さんからうかがっていましたが、あまり深刻
そうでない感じで話されていたため、甘く考えてしまっていました。想像以上
の大変さだということがわかりました。また、脱血できないということがある
のは思ってもみませんでした。情報はきちんと伝えて、本人が決断できるよう
にしていきたいと思います。有難うございました。

返信日時:2024-06-29 01:29

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なすさん

なすといいます。
私は、慢性腎不全と診断されてすぐ入院、翌日から透析開始、でした。
すぐにはシャントを作れなかったため、入院した日に首にカテーテルを取り付けられ
シャントの手術および育つ?までの約1ヵ月、首のカテーテルから透析を行っていました。
透析は、凄く楽でした。針を刺したときの痛みもないですし。
でも、入院中だったとはいえ、生活はすごく大変でした。
ミーナさんのおっしゃるとおりで、濡らすわけにはいきません。
最初、看護師さんからは、シャントに切り替わるまでお風呂には入れません。と、言われました。
でも、さすがに1週間も経つと、髪も体もベタベタで気持ち悪かったので
シャワーだけでも浴びたいと頼み込んで、ようやく許可が出たのですが
お風呂に入るまでが長い。
濡れないように何重にもビニール?やテープを留めて
で、一人で入りたいといったのに、看護師さんが髪の毛を洗うと言い出して
なんか恥ずかしくて・・・地獄でした。
2回目からは絶対に濡らさないよう気を付けるから自分一人で入ると言って
納得してもらいました。
また、夜寝るとき、横向きになることができないです。
全くできないわけではないですが、とにかく邪魔で、イライラします。
髭を剃るときも気を遣うし。首からなんかビヨンと出てるのが、気になって仕方なかったです。
シャントが育って首のカテーテルが外れた時、すごく嬉しかったです。

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コメント日時:2024-07-09 17:43

  • なるほど(1)

TMさん

返信がおそくなり申し訳ございません。情報を有難うございます。大変参考にな
ります。その後色々あって、留置カテーテルではなくおそらくシャントの方を選
択するのではないかと思います。重ねてお礼申し上げます。

返信日時:2024-07-31 02:34

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