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慢性腎臓病(CKD)をもつ方向け|夏の脱水対応フローチャート
2026.6.1
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脱水は腎臓に負担をかけます。
慢性腎臓病(CKD)がある場合は、水分・塩分の摂り方は病状や治療内容で異なるため、自己判断せず、医療者に相談しながら適切に調整しましょう。
こちらもどうぞ:CKDシート:脱水は腎臓に負担をかける
1まず確認
今日、汗をかきましたか?
いいえ
いつもどおりの水分管理を続けます。
はい
汗のかき方・体調を確認します。
2汗のかき方・体調
軽く汗ばむ程度
例:短時間の外出、室内で少し暑かった
少量ずつ水分を摂り、体調変化がなければ経過観察。
明らかに汗をかいた
例:外出1時間以上、屋外作業、移動で汗をかいた
帰宅後に休み、体重・尿の色・だるさを確認。
大量に汗をかいた
例:炎天下、運動、汗が止まらない
涼しい場所へ移動。無理に活動を続けない。
3脱水サインを確認
どちらに当てはまりますか?
【軽いサイン】
口が渇く/尿が少ない・色が濃い/いつもよりだるい
【注意が必要なサイン】
立ちくらみ/血圧低下/水分がとれない/嘔吐・下痢・発熱
4【軽いサイン】の場合
- 涼しい場所で休む
- 水分を少量ずつ追加する
- 尿・体重・血圧を確認する
- 改善しない場合は医療機関に相談する
5【注意が必要なサイン】の場合
- 水分が摂れない
- 嘔吐・下痢・発熱がある
- 立ちくらみや強いだるさがある
- 血圧が大きく下がっている
- 尿が明らかに少ない状態が続く
この場合は、自己判断で放置せず、医療機関に相談しましょう。
※このフローチャートは一般的な目安です。水分制限がある方、透析中の方、利尿薬を使用している方、心不全がある方は、主治医などによる個別の指示を優先してください。
コラム:スポーツドリンクはどこまで大丈夫?
スポーツドリンクは「水分+電解質」を補う飲み物ですが、CKDでは塩分・糖分・カリウムに注意が必要です。
ふだんの水分補給
水・お茶が基本。
スポーツドリンクを水代わりに常用しない。
軽く汗をかいた程度
まずは水分を少量ずつ。
食事がとれていれば、追加の塩分補給は不要なことが多い。
大量に汗をかいた
必要になる場合あり。
ただし、CKD・高血圧・糖尿病・心不全がある方は、主治医や管理栄養士に「どの飲み物を、どの程度までよいか」を確認。
下痢・嘔吐・発熱・飲めない
自己判断で粘らない。
経口補水液は病者用食品で、スポーツドリンクよりナトリウムやカリウムが多いものがあります。カリウム制限がある方は特に注意が必要なため、使用する場合は医療者に相談。
迷ったら「スポーツドリンクなどを飲むか」より、「脱水が進んでいないか」を優先して確認しましょう。
参考:汗の中身
汗には水分だけでなく、ナトリウム(塩分)などの電解質も含まれます。
個人差はありますが、汗1Lあたりナトリウム(食塩の成分)は約0.5〜1g程度(食塩相当量は約1.3〜2.5g)とされています。
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参考
- 環境省『熱中症予防情報サイト』
- 厚生労働省『熱中症関連情報』(2026/5 アクセス)
- 環境省『熱中症重症度分類』(2026/5 アクセス)
- KDIGO AKI Guideline(2026/5 アクセス)
- 日本高血圧学会『高血圧の人の熱中症予防について』(2026/5 アクセス)
- 消費者庁『経口補水液(けいこうほすいえき)について』(2026/5 アクセス)
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