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【第0話】序章「恥ずかしがり屋の小学生」

2014.11.21

文:オルカ

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「ピアサポーター養成講座」で講師を務められ、また Oruka’s room外部サイトへ代表として心理カウンセラーされているオルカさんこと大迫 薫さん。「生き活きナビ」のインタビュー記事「同じ気持ちになれるから私たちは支え合える」でインタビューをした際、オルカさんは本当に明るくて元気な女性だと感じました。まさに「明朗快活」という言葉通りの人で、発する言葉から元気が溢れているようで、場を明るくする人とはまさにこういう人なのだなあと思ったのです。

大迫薫さん

インタビューをして感じたことは、やはり透析を受けながら高校へ通い直し、大学で心理学を学んで心理カウンセラーとなる精神的なタフさです。その根本には何があったのだろうと考えてみると、オルカさんは養成講座に立たれた時には必ず、自らを「札付き中学生」だったと語りますが、よもや「札付き」が高じ根性が身について…ということではないようです。

ちょうど「ピアサポーター養成講座」が始まる少し前、2014年5月22日にオルカさんのブログ「orukaの日常」にて、「ひくほど、赤裸々告白! 序章・恥ずかしがり屋の小学生外部サイトへ」が掲載されました。ここからオルカさんの小学生時代の思い出が始まり、中学、高校、OL時代…と、継続して「過去の告白」が14話連載されました。このブログ記事にはオルカさんの明るさや快活さのヒントがあるのかもしれません。私はオルカさんに「このブログの記事をじんラボに載せたいのですが…」と相談しました。即答で「いいよ!」と快活に返ってきました。

これからじんラボに掲載していく「Oruka’s roomへようこそ!」ですが、ここには常に誰かの優しさ(精神的ストローク)を求めていたオルカさんの精神的な弱さが赤裸々に綴られます。でもそうした誰もが陥る「弱さ」をどこかで「明るさ」に転じていく瞬間が見えてくると思います。連載を読み進みながらユーザーの皆さんとそのことを確認していければと思います。

こんにちは〜
今日は、よい天気で、ハツをひなたぼっこさせています♪
(※注:「ハツ」はオルカさんが飼っているオカメインコです。ハツは心臓の意)

ここ数年、終活をしていて、家の整理や心の整理、アルバムの整理…。

そして、過去を振り返っています。
思い出すのは、出来事じゃなくて
そのときの感情が、蘇ります♪

今回から、ひくほど赤裸々告白連載です♪

今日は、序章 恥ずかしがり屋の小学生編

時代は、昭和40年代 場所は横浜…。

オルカは鍵っ子だった。
近所で友達と遊んでいても、夕方になるとお母さんが迎えに来てくれる他の子が羨ましくて、これから夜遅くまで一人で過ごす時間がオルカは一番嫌いだったのだ。
よく出前に来てくれるラーメン屋のおじさんが、世間話をしてくれるので、うれしかったな〜。
のちに、このラーメン屋のおじさんが、息子との見合いを持ってきたりした(笑)

近所に、お化けが出ると言われるバラが咲いている廃墟みたいなところがあって、そのそばには、やっぱりお化けダンダンと言われる階段がある。

そこで、小学生のとき、お化けじゃなくて、痴漢にあった(汗)

階段を上っていったら、上から降りてきたお兄さんが、通り過ぎようとしたときに大事なところを触っていたのだった。 慌てて逃げ出すオルカ…。
気持ち悪い…(><)

何か良くないことが起きたことは、わかったが、それがなんなのかは、わからない。
家には誰もいないし、誰にも言えず、ずっと後になってあれが痴漢というものとわかった。
それ以来、お化けダンダンは、めったに通らなくなった。

小学生のときの私は、ストローク(存在認知の刺激の一単位)に飢えていたように思う。
そして、中学校では、悪の道へ
ということで、次回は、札付き中学生編です♪

img00.jpg

お化けがでるバラ園 まゆげが濃いのが気になって、はさみでカットしていました((笑))

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オルカ

オルカ
30代前半で透析導入して、透析中に読んだ本がきっかけで心理カウンセラーを目指し39歳で一念発起。
再び高校へ通い心理系の大学を卒業した後、カウンセラー養成講座を経て49歳のときに念願のカウンセリングルームOruka’s roomを開設しました。ブログを書いてます。

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