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透析導入前の心得3カ条

2016.8.15

文:所長

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透析を導入した29年前、当時の私は自分の病気のことを知るのが怖くて、病気に対する準備をまったくしないまま透析導入となりました。
今では、こうして元気にやりたい仕事をして自分らしい生き方をしていますが、このように自分らしい透析生活を送れるようになるまでの道のりはつらく長いものでした。 導入当時にもっとしっかり病気に対する準備を整えていれば、もっと早く今の自分のようになることが出来たのではないか…と、当時を振り返ることもあります。

そんな透析歴30年目を迎えた私から、これから透析をはじめられる皆さんへ「透析導入前の心得3カ条」を伝授したいと思います。

1日でも早く、自分らしい前向きな透析生活を送ることができますよう、じんラボは応援しています。

【透析導入前の心得3カ条】

1. 気持ちの準備をしよう
2. 透析を知り、生活をイメージしよう
3. 行政手続きを済ませよう


1. 気持ちの準備をしよう

透析に入ると、ほぼ1日おきの通院のため透析日以外も透析のことを考えてしまい、ストレスを抱え精神的に辛くなる方が多くいます。
導入当初は通院・治療を続けるだけで精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいになってしまうかもしれません。でも、少しずつその生活には慣れてきます。
一番気をつけてほしいことは「考えるのは透析のことばかり」「透析のための生活」という風に、自分の生活が「透析一色」に染まってしまわないようにすることです。

その回避方法は、この3つです。

趣味や目標、夢を持つこと

患者仲間とつながること

遠慮なく相談できる相手を見つけること

私は自分の仕事が夢の実現や生きがいになっているので、仕事がバリバリできるように透析としっかり向き合い、元気でいよう!という気持ちで生活をしています。

初めの頃は人との交流にあまり積極的ではありませんでしたが、今ではたくさんの患者仲間とSNS等で情報交換したり、たまに集まって一緒に食事をしながら、透析のことや生活の工夫などを披露しあう時間を過ごしています。そうすることで透析のことで一人で悶々と悩むことがほとんどなくなりました。

そして、妻には一番安心してなんでも相談しています。時に弱音も本音もすべて。
皆さんにもきっと腹を割って遠慮なく相談できる家族や友人、恋人等がいらっしゃると思います。
いっぱいいっぱいになってしまう前に、話を聞いてもらえたら心強いですね。

詳しい透析の知識を学ぶ前に「このためなら透析も頑張れる」という楽しみや生きがいを持ち、透析のことを分かち合う仲間とつながり、自分とって心強いサポーターを見つける、これが、私が長年の経験から培った自分らしい透析生活を送る秘訣です。


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2. 透析を知り、生活をイメージしよう

週3回、1回4時間以上行う透析療法は、これまでのリズムやサイクルを変えなくてはならないほど、生活に大きな影響を与えます。
基本的な透析の知識を学び、透析を導入した後も無理なく生活することが出来るのか、以下の点についてイメージしておきましょう。

仕事は今まで通り続けることができるのか

自分に合った透析施設なのか(自宅や職場からの距離、希望する透析を受けられるか 等)

食生活の変化への対応は可能か

生活に無理が出ないようにすることが大切です。あまり条件を厳しくせず、じっくりイメージしてみましょう。


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3. 行政手続きを済ませよう

透析患者さんと条件を満たした慢性腎不全の患者さんには、経済的に安心して治療を続けられるように、医療費助成制度や社会保障制度があります。透析治療の医療費は、患者さん一人1ヵ月あたり、外来での血液透析で約40万円、腹膜透析(CAPD)では約70万円と言われています。
このように医療費は高額ですが、「特定疾病療養受療証」や「身体障害者手帳」などが交付されると、透析治療にかかる医療費の自己負担はほとんどありません。 しかしこれらの制度は、患者さんの交付申請手続きが基本です。

これらは少々手間のかかる手続きなので、医療機関のソーシャルワーカー、またはお住まいの区市町村の担当窓口で必要な手続きについて相談しましょう。
手続きを自分でするのは難しいとお考えの方は、社会保険労務士に手続代行を依頼することもできます。じんラボにご相談ください(有料)。


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所長

所長
私は3歳のとき腎臓病に罹りました。そして18歳から現在まで38年以上透析をしています。私は腎臓病の辛さ、苦しさを知っています。だからこそ私は一人でも多くの腎臓病患者を救いたい! と心から本気で思っています。腎臓病で悩み苦しむ方を一人でも減らしたいと。

自身の体験と想いから生まれたのが「じんラボ」です。

腎臓がちょっと気がかりの方、検査で指摘を受けられた方など多くの方にとって、悩みや辛さを減らす一助になれば本当に嬉しいです。

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