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基礎知識

透析施設選びのポイント

2019.8.5

文:じんラボスタッフ

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日常生活の中での維持透析の施設選びは、透析と長く付き合い続ける上でとても重要です。
透析導入入院を終えた方は、おそらく1週間から10日間程度の短い期間で維持透析を行うための病院やクリニックを探すことになると思います。
限られた時間の中での初めての透析施設探しは、まずどう探したらいいのかが分からない、何を決め手に施設を選んでいいのかが分からない、正直暗中模索だ、という方も多いでしょう。そして、一度決めて通い始めるとなかなか変えられないのも事実です。

透析を導入した病院の主治医から複数の施設を紹介されるかも知れませんが、維持透析を選んだ方は、通院する施設はできるだけ自分で調べて検討しておきましょう。


まずは施設探し、通える範囲の施設をリストアップ

インターネットで「(お住まいの市区町村または最寄り駅名) 透析」などと入力して検索すると、透析施設が検索結果として出てきます。通える範囲の施設かどうかは、Google マップで検索すると施設の場所を把握しやすいですね。そして、候補施設のウェブサイトを見てみましょう。さらに、実際に足を運んで施設見学や透析スタッフと面談ができると理想的です。

以下はGoogle マップで「世田谷区 透析」と検索した例です。赤いピンの部分が透析施設です。


チェックリストで比較して自分に合った施設選び

自分のライフスタイルにおいて透析を生活のどの時間帯に組み入れるのかを考え、以下チェックリストも参考に施設を決める判断材料にしてください。チェックシートをダウンロードして、候補の施設ごとに書き込んでみましょう。

チェックリストをダウンロード


1. 病院・院長の理念、モットーに共感できるか

病院がどのような考えを元に治療・運営をしているかをウェブサイトで確認しておきましょう。

  • とても共感できる
  • 共感できる
  • あまり共感できない
  • 全く共感できない(またはウェブサイトからは理念がわからない)

2.希望している透析が受けられるか(時間帯等)

希望する時間帯(朝、昼間、夜間)に透析が受けられるのかを確認しましょう。

  • 希望の時間帯に通えそうだ
  • 希望の時間帯に実施していない

3.透析スタッフの第一印象

可能であれば、自分と施設との相性を確認するための手段として施設見学をおすすめします。

  • 相性は良さそうだ
  • まあまあ相性は良さそうだ
  • どちらとも言えない
  • 相性はあまり良くなさそうだ

4. 医師の診察・回診の方法と頻度

医師の診察や、お薬の処方などの方法・頻度は施設によって違います。普段の透析では、主治医との直接のコミュニケーションがあまり無い場合もあります。できれば事前に確認しておきましょう。

  • 診察・回診の方法(診察室での問診 ・ 透析室での回診)
  • 診察・回診の頻度(  回/週・月)
  • 診察・回診の日程(透析中・透析日・別に設定)
  • お薬の処方(院内処方・院外処方)

5. 検査項目と検査の頻度

透析が十分であるか、また合併症予防のために定期検査はとても重要です。全ての検査が実施されており、さらに十分な情報提供があると理想的ですね。

  • 毎月(できれば月2回以上)の血液検査
  • 定期的な胸部レントゲン・心電図
  • 年に1度の腹部超音波(エコー)検査か腹部CT検査(腎臓がんのチェック)
  • 全ての検査が行われているわけではなさそうだ

6.提携している医療機関

シャントの異常時や合併症等を発症したとき等、透析病院で対応できない場合にどのような病院と連携をしているかを確認しておきましょう。

  • 連携している
  • 連携しているか不明、またはわからない

7.透析室内の雰囲気、およびベッドサイドアメニティ

透析室内を見学して雰囲気を肌で感じましょう。また、短くはない透析時間を有効に活用するためにインターネット環境やテレビの有無等、過ごし方をイメージしてアメニティ面も確認しましょう。

  • 雰囲気・アメニティともに良さそうだ
  • 雰囲気・アメニティの一方だけ良さそうだ
  • 雰囲気・アメニティともに私には合わない

8.病院患者会の有無

患者会に入会することで、他の患者と交流する機会や会発行誌により情報を得ることができます。

  • ある
  • ない

【コラム】転院したいと思ったら

どうしても施設の治療方針に納得ができない、体調を崩してずっと治らず相談してもしっかり対応をしてくれないなど、転院のきっかけは人それぞれだと思います。施設血液透析は、腎臓移植や在宅透析をしない限りは通い続ける治療です。遠慮が先立ってしまってあいまいで漠然とした不安や不満を訴えにくいという側面や、「クレーマーと思われたらどうしよう」という不安もあるでしょう。しかし、引き続き同じ病院で治療を続けることが精神的に苦痛に感じる場合や、特に身体的な症状が長く出ている場合は、セカンドオピニオンとして他の医療機関を活用することも視野に入れてください。 とは言え、転勤や引っ越しなど必然的に転院となるようなきっかけでもないと言い出しにくいですよね。通院中の透析施設に転院の意志を伝えるには、例えば次のような方法が考えられます。

  • 導入透析を行った大学病院の医師に仲介してもらう。
  • 他の医療機関で診察を受け、その診断結果をもとに転院する意思を伝える。

最後に、転院は現状の問題をしっかり認識し慎重に考えた上で判断し、実行に移しましょう。

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